前回の記事は会社を辞めた背景について、産休~退職までをつづりました。
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外資ワーママ、会社を辞める①産休~退職まで
過去記事で、会社を辞めてフリーランスとして生きていく、と書きましたが・・・ 9月30日付けで、今の外資系企業を退職します!!! 以前から読んでくださっている方には少しダブっ ...
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今日は保育園(※)・子連れ転職活動について書きます。
※我が家は認可保育園に通っているので、認可のケースです。
Contents
退職後の保育園について
退職したら退園になる?
ずばり(完全に仕事を辞める場合は別ですが)、いきなり退園にはなりません!
認可保育園は入るまではイバラの道ですが、入園した後は勤務状況が変わっても
- 点数が減点されたりする
- 次の4月(うちの場合、次の4月は激戦度MAXの1歳)にフルタイム外勤の人と交代になる
ということはありません。
地元の役所で聞いたところによると、「週12時間の勤労」が保育園残留の最低要件とのこと。
1時間1000円のパートだとして、月5万円前後稼げば保育園を"使える"というのもすごい税金の無駄だな・・・(※)と思ってしまう自分もいますが、決まりは決まりです。
※0歳の場合、1人の保育に30万円前後かかるそう。

※自治体によって時間は異なる可能性がありますので、必ずご自分で確認して下さい!!
退職後の保育園関係の手続きは?
私の場合は個人事業主としてやっていく(ゆくゆくは法人化したいな~とか思っています)ので、
- 異動届け
- 勤務状況申立書
- タイムスケジュール表
の3つが必要でした。いずれも保育園で入手&保育園に提出します。
転職の方も同じですが、転職後に会社から在籍証明書などを入手する必要があると思います。
個人事業主として開業する私の場合は、「税務署に開業届けを提出」→「保育園の異動届けを提出」という順番になります。(役所で確認済み)
子連れ転職活動について
私のケース
2社だけ受けてみたい企業があったので応募しました。
1社は社員数10人の小さなベンチャー。もう1社は巨大な外資系企業です。
ベンチャーの方は、「週3だけ勤務(残りの週2は自営業)」という条件で話が進んだもののアルバイトの人が「もっと仕事したい!」と言ったそうで、今後も連絡を取り合って、「時が来たらまたお会いしましょう」みたいな感じになりました。
巨大な外資系企業の方は、履歴書を出したものの音沙汰なし。
私自身、その業界での経験がないのと、学歴が足りないんじゃないか(東大の宇宙工学の博士とかMITとかがゴロゴロいるらしい。)ということで、自営業でその業界の経験を積んでみることにしました。
2019年2月追記:もう一度チャレンジして電話面接を受けましたが、やはり業界経験がないということで別の方が次の面接へ。うう・・・。
知人のケース
あまり転職にこだわっていなかったので私のケースはあまり参考にならないかもしれませんが、子連れ転職は思ったよりも「普通」のことのようです。
外資メーカーの方でも数名いて、「第一子の産休明けに転職」→「第二子の産休明けから半年で転職」と子連れで2回転職 & 条件もupした人もいます。彼女は今は別の企業で、部下を抱えて仕事しています。
能力&自信次第だと思うので、「子供がいたらダメかな・・・」とか「私には出来ないかな・・・」なんて自らマミーズトラックに乗らず、より良い条件&働き方を求めて戦ってみて下さい!!

子連れ転職、やってみてもいいんじゃない?
私自身は、会社は「家」みたいなものだと思っています。家族の人数・やりたいことなど、自分の条件が変わったら、それに合う家を見つけて、柔軟に引っ越す。
自分の意思でお願いした出向も含めて、31歳までに4社で働きました(さらにニートと産休育休も経験済み)が、サバイバル能力も心のゆとりも増えています^^

要は、マタハラとかパワハラとか、ガマンしないで働こうってこと!!
そもそも、辞めちゃいけない、なんてことはない
最初の会社(総合商社)にいたころ、「妊娠・育児中に辞めたら、後進の女性に迷惑がかかる」と思いこんでいました。ほとんど強迫観念。

社内でロールモデルとして崇められていた10歳上の先輩(4人の子持ち総合職)も、「私は辞めないのが仕事かな・・・」と言っていました。
ご主人は単身赴任で、4人の子供を抱えてワンオペ&総合商社の総合職。追い詰められすぎて、「何もしていないときに急に涙が出てきて止まらないことがある」とふと漏らしたことがあったことに、今も胸が痛みます。
30年前、私の母や叔母は子育てで離職しましたが、その後40代半ばで正社員に復帰しています。
前職の先輩は、20年前、子育てのために2年半、専業主婦だったそうですが、今や数千人の部下を持つ超大企業の日本法人の社長です。
元・国連難民高等弁務官の緒方貞子さんのような尋常ではないキャリアの方ですら、フルタイムでの仕事に戻ったのは40歳だったというのをテレビで見たことがあります。(大学の非常勤講師だった、という事情はあるとは思いますが・・・)
つまり、一時的に仕事を辞めたりセーブしたとしても、思っている以上に「道」は残っている、ということです。
FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグの本に書いてあった「キャリアは常にアップするものではなく、ジャングルジムのように横に移動することがあったっていい。」的な一文が心に残っています。
柔軟に。柔軟に。どうでもいい他人がどう思うかより、自分の幸せを優先して生きていいと思います。
(これが結構難しかったりするけれど・・・。)
開業届け
で、そういう私はしばらく個人事業主としてやっていこうと思っているので、開業届けを出す必要があります。こちらの話はまた次回・・・。