こんにちは。眠らぬ母さんです。
そろそろ保活の時期が近づいてきました。保育園の見学を本格始動させるママたちも多いかも?
去年の経験を通して、これから初めての保活に取り組むママ・パパに役立つ必見のコツを伝授します!
Contents
保育園見学の重要性
激戦区で選ぶような贅沢はなかったり、もしくは保育園の数が少なくて選べない・・・。それでも、見学は強くオススメします!
私も去年は20園くらい?見て回りましたが、中には「この園、子供を通わせて大丈夫かな・・・」とかなり心配になる園もありました。
某有名建築家が建てた建物&駅から近いので超人気の保育園なんだけど、すべてコンクリむき出しの壁で「あ~ここに子供がぶつかったら頭がカチ割れるな・・・」とか。
百聞は一見に如かず。どうせ選べないし・・・なんて言わずにせめて「ここだけは預けられない」を除外出来るように、自分の目で見るようにしましょう。
保育園見学の準備&見学のポイント
保育園リスト作り
認可
認可保育園に関しては役所の保育課で一覧がもらえます。私の住む地域では役所のHPに認可保育園の一覧と住所・電話番号・簡単な写真が掲載されていました。
産休に入った5月(入園は1年後)に近所の良さそうな保育園に見学に行ったら、隣の地区の認可で入れないことが判明した、なんてことも。そんなムダを避けるために、自治体のHPをチェックすることをお勧めします!
認証(東京都のケース)
認証に関しても保育課の方で把握しているケースが多いので聞いてみてもいいかもしれませんが、基本的には管轄外。とにかく自分で住んでいるエリアで気になる保育園を全てチェック!
- 「保育地図」
Twitterで44万5千人(!!)のフォロワーを持つ現役男性保育士「てぃ先生」監修のサイトも役立ちそう。最近リリースされました。
働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト「日経DUAL」のサービスです。DUALの有料会員になる必要があります。
見学の予約
突然訪問して中に入れてくれる保育園は超レアだと思います。必ず予約をしましょう!!
しかし、ここが頭の痛いポイントです。園によって見学のポリシーがバラバラ。「電話予約だけど、決まった時間に一斉受付け」「いつでも電話予約出来る(けど繋がらない)」「ネットで予約完結」など色々です。
オススメは、春・夏・秋など、保活のピーク時以外の時期に見学しておくこと。電話で聞いてみると、保育園側も余裕があるのでけっこう対応してくれます。(とはいえ、親子共に「まだ先のことだから~」と本腰を入れて見学出来ないかも・・・?)
保活シーズンに入ると、見学の予約が取れても1か月近く先の日なんてこともザラです。
さらに、都心の認証保育園では「予約を取るためだけに300回電話をかけた」なんて話も身近で聞きますので、心の準備をしておくように・・・。
いざ、保育園見学!!見るべきポイント
だいたい同じようなもんだろうと思うと大間違い!同じ認可でも保育園はそれぞれかなり個性がありますし、一つ一つ違う保育園ということを頭に入れて見学した方がいいです。
見学ポイントは大きく分けて、「親目線」と「子目線」があると思います。親フレンドリーなのか・子フレンドリーなのか・もしくは両方なのか、分類してみるといいかも。
親目線
持ち物
入園後に必要なものを書いた紙を渡してくれる、用意のいい園もあります。ただ園内を見せるだけで、見学しても何も情報をくれない園もあります(効率悪い・・・)。
なので、何が必要なのか積極的に聞きましょう。特にお昼寝関係(布団・シーツなど)は保育園によって差が大きいのでよくチェックした方がいいと思います。あと、荷物の中で一番大きいのでインパクトもありますしね。
お迎えに関するルール
延長保育に関するポリシーも確認しておきましょう。何時までに連絡とか、夕食とか。
習い事
主に3歳児以降に該当すると思いますが、リトミック・英語・芸術などのアクティビティの時間があることを推してくる保育園もあります。こういった活動が好きかどうか、ご家庭の方針と合うかチェックしておきましょう。

忘れがちですが0歳児や1歳児には関係のない話です。でも、後々該当してくるので、良く聞いておきましょう。
その他、オムツや母乳の持ち込みやミルクなど、気になる点は聞いておきましょう。
運営母体
可能であれば、その保育園を運営する母体が何をやっているところなのかチェックした方がいいかも。
社会福祉法人だからよい、というわけでもないらしいですが、他のビジネスがメインで保育園も最近始めた、というところは中の保育士さんの不満を溜まりがち(「~保育園 評判」でググって保育士の転職サイト上のコメントなどが見られることも)。
社長?が海外超有名大学のMBAホルダーで、事業の効率化のために採用された、という運営母体もあって、偏見かもしれないけど子供にとって良い保育をしてくれるか分からないな~と思ってしまいました。
保育園がなくて困ったお父さんお母さんが立ち上げた、なんてところもあります。
子目線
庭があるか、どれぐらいお散歩に出られるのか
実家が保育園経営、という友人がいて、「親が”園庭のない保育園出身の子は見ててすぐ分かる。運動能力に違いが出る”と言ってた。」(※)と聞いてビビッていたので、園庭がある保育園が優先でした。
※園庭のある保育園に通わせていますが、思ったよりも外でのお散歩が少ないのが気になっています。園庭はなくても外でのお散歩にすごく熱心な保育園もありますので、必ずしも園庭がないからといってダメということはないと思います。
それと、園庭で遊ぶのは子供にとってすごく楽しいと思いますが、散歩とは比較にならないほど服がドロドロになるので親は結構大変です。
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おもちゃ&設備
見学時におもちゃが整頓されているか、本はどれぐらいあるのか、などなど。
日光が入るかどうか
一日中電気の下にいるような保育園の場合もあるし、自然な太陽光が入ってくる保育もありました。
危険なところはないか
これ、超大事。
見学で他人が入ってくるのが分かっているのに、それでも保育園の中が散らかっているのは色々と手が回っていないことを想像させますよね・・・。死角で事故があったりするので、整頓は大事だと思います。
地震が来ても建物が崩壊したり物が落ちてきて子供が死ぬことがないか、そういう目線で色々見てみましょう。
また、狭い園庭に子供がひしめきあっていて、ストライダーに乗った子供が私に激突しかけたことがありました。低月齢の子だったら避けられず事故になったかも・・・。先ほどのコンクリ造りの保育園ですが、安全管理にちょっと疑問を持ちました。
先生達の雰囲気
先生たちが生き生きとしているところもあれば、覇気を失っているところもあります。説明をする園長先生の素晴らしさに感動したものの、日々子供と接することになる先生たちを見るとあれ??ということもありました(園長先生のアクが強いっぽかった)。
先生達が子供にどう接しているかよく見ましょう。
まとめ
挙げ始めればきりがないのですが、入園してからの「あれ???」を減らせるように、厳しい目でチェックしたいところです。
その他、同系列の保育園の場合、持ち物や保育内容は全く同じですので違いが分からないことがあります。そういう場合は思い切って「○○園とこちらの園の違いはどういうところにあると思いますか」と聞いてみると面白いかも。
「基本的な方針の違いはありませんが、こちらの園では園長の私を含め、皆あだ名で呼び合います。先生と子供、という立場ではなく、一緒に発見したり遊ぶ存在でありたい、という願いです。」という園長先生の考え方が聞けました。
この保育園では「私達は、遊ぶために生まれてきた。楽しいこと、いっぱいするために。」という、文字アート?みたいなポスターが貼ってあって、そこにも感銘を受けました。
まあ入園出来ないだろうな(6人の枠に対して100人以上が応募)と思いつつ第一希望園として応募。奇跡が重なって、ここに入園出来ました。
土壇場での内定劇と入園まではこちら。
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番外編・・・
うちの娘が通っている保育園の持ち物は、衣服とオムツだけ。毎日泥んこや絵の具まみれになって遊ばせてくれるし、"おじいちゃんとおばあちゃんの家"といった感じの優しい建物でのびのびと過ごさせてもらっています。ありがた過ぎて、神に感謝。
呼び出しに関しては見学や質問では分からないと思いますが、うちの園では37.5度を超えても体温だけでは判断せずにしばらく様子を見てくれるので呼び出しは少なめな気がしています。
あえて言うと、見学前と後のギャップは「保育士さんの子供の扱い」です。園長先生のお話しをメインに見学会がすすめられたのですが、いざ入園してみると「あれ、子供の抱き上げ方がちょっと雑・・・?」と思う担任もいました。許容範囲だけど。(そして、その担任は去った・・・)
別の系列園に通わせているママさんは「呼び出しでお昼寝の時間に迎えに行ったら、起きかけた子供を保育士さんが「バンバン」って音がするくらい叩いていた・・・トントンじゃなくてバンバン・・・」って言ってました。
なので、説明会は園長先生が中心なところが多いと思いますが、出来る限り、保育士さんたちが子供とどう接しているかに注意を払って説明会を受けてみて欲しいです。
以上、眠らぬ母さん的、保育園見学のポイントでした!