ハンドルネーム(?)を変えてみました、セニョーラ カオリです。
ブログ名「眠らぬ母さん」でtwitterなどをやっていたのですが、コメントをすると「眠らぬ母さん・・・さん?」と敬称に戸惑わせてしまっているのを目にすることが多々あり、ご面倒をおかけしているのが辛くなって変えましたw
なぜセニョーラにしたかというと、夫が出身地・中南米では女性の敬称がセニョーラ/セニョリータだからです。なんか芸名みたいで面白いし。

厳密にはまだ4年目なのですが、だいたい5年経った国際結婚ってどんな感じ?をお送りします。

Contents
5年目の国際結婚生活
「次は一人で帰ってね」
付き合って7年、結婚して4年半。これまで夫の国には4回行っています。
最後の1回は生後半年の娘を連れて行きました。しかも、3週間。移動手段もなくほぼ義父母の家にこもりきり。
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さすがに5年後は先過ぎるので、「次回はあなた一人で帰国していいからね」と夫に言っています。
夫曰く、一人で帰ってもつまらないとは言うものの、お葬式など急なことがあれば夫一人で行って欲しいな~と思っています。
トルコ人とのカップルは、トルコ人パパ+娘(3歳)の2人でときどき帰省しています。ハーグ条約で出入国に引っ掛かったりしないのかな・・・。
子供の教育で意見交換が難しい
幼稚園や小学校など、今後の学校について方針を話し合いたいのですが、夫曰く「日本の教育システムや良い学校が分からない」と。

そういうわけで、いつも私ばっかりが教育についてハッスルしている感じになってしまいます。
夫の母国語からは逃れられない
お互いに英語を話せたり、日本語で会話出来たりすると忘れがちだと思うのですが・・・夫の母国語からは逃れられません!
私と夫(当時、大学院生)は出会った頃は英語オンリーで会話していました。
日本で就活を始めて、「日本語が話せない」という事実に初めて気が付き、日本語に切り替えて早6年くらい。今はほぼ日本語のみで会話しています。
スペイン語はときどき「ヤバい!!!」と集中してガーっと勉強するのですが、結局今も話せません。

中南米仲間(※スペイン語が話せると中南米の大部分の国の人と話せる)と会っては楽しそうにスペイン語で話している夫と友人たち。
男だけで出かけることもあるのですが、家族ぐるみで遊ぶことも。そんなときに、夫の母国語が分からないことに歯がゆさを感じて帰ってきて、またスペイン語を勉強する、の繰り返し。
お互いに習性は変わらない
1年中、半袖で過ごせる南国出身の夫。日本に住んで10年。

と言っていますが、暖かい服の着方が分からないのか、いつも寒そうな恰好してる!
セーターの着方とか分からないみたいですね。

「ロシアの辞書には寒いという言葉はない。お前の寒さへの準備が足りないだけだ。」という名言もあります。
※もちろんロシア語にも「寒い」はあります!!!
たまに配偶者のサポートを重く感じる
確定申告の書類を夫の分まで作ったり、日本語のメールをチェックしたり、夫の代わりに電話したり。
外国人にとってはたった4行のレシピを見てご飯を作る、ということが難しかったりします。「書いてあるじゃん」と言ってしまう自分を反省・・・。
自分に余裕があればなんてことはないのですが、秘書業まで負っているような気分になることはあります。
でもこれ、夫の国に住んだら私がサポートを求める番になるし、どんなに日本語が出来てもやっぱり公文書関係は難しいので仕方ないと思います。
まとめ
離婚率が高いと言われる国際結婚・・・4割~7割と所説あります(計算方法によるらしいが差が大きすぎ!)が、日本人同士の離婚率よりは高い模様。

でも、いつも思うのは「日本人同士でも言葉が理解し合えない人たちもいるし、男と女は別の生き物だし。」ということ。
そもそも↑上記のポイントも全部、日本人同士のカップルでも当てはまることですからね。
お互いに「うちの国では~」を押し付け合わなければ、日本人同士の結婚とさほど変わらないと思います。
ただ、我が家の場合は夫(外国人)が日本で暮らしている、というのは大きいかもしれません。
また、外国人側の現地での言語能力や結婚してから相手の国に住むことになったのかetcで状況は変わってくるかも。「女性の母国で生活したほうが長続きする」なんていう説もあるそう。
ところで、国際結婚の話としても読み物としてもすごく面白かった本はこちら。FBI流の仕事術や危機管理術も勉強になります。