妊娠中のトラブル体験&対策

妊娠20週での胎児ドック-筋腫と前置胎盤発見!?

先日、二人目の子の妊娠20週(6か月)を迎えました。

現状は・・・

 

・外から見ても妊婦と分かりそうなくらい、うっすらお腹が出てきた。

・動悸がひどい。(妊娠前から動悸があって内科を受診したりしていましたが、悪化。)

・体重はつわりで2キロ減って、そこから4キロ増。

 

という感じです。

 

通っている産婦人科では20週と30週に「胎児ドック」というものがあります。胎児ドックって何?何するの?何が分かるの?を解説します。

胎児ドックとは

普段の妊婦検診の超音波検査では胎児の推定体重・羊水量・胎盤の位置などをチェックしているのだそう。

 

胎児ドックでは胎児の各部位・胎盤をより詳しく診るほか、臍帯・血行動態などを確認するそうです。

 

よく寝る夫
「胎児スクリーニング検査」、「胎児超音波スクリーニング検査」、「胎児初期精密検査」などなど、呼び名は色々あるらしい。

 

早期に異常を発見出来れば早期からの対処ができますし、対応可能な病院へ搬送して適切な処置を行うことが出来ます。

 

因みに検査費用に関しては、私が通っている病院では1回1万円。保険適用外で、これに妊婦検診費用も追加されます。

 

胎児ドックで何が分かる?

私が見る限り、手先・足先などの体の細かい点・内臓(膀胱・胃など)や心臓の部屋の数・心臓に流れる血流の向きなどなど、多岐に渡ってチェックしていました。

 

因みに人間ドックは実は日本語の造語。聖路加国際病院の日野原重明医師が民間病院として最初に開設しました。「Dock」(船がドックに入って点検すること)からきているので「ドッグ」ではなく「ドック」というらしいですよ~。

 

胎児ドックって何するの?

妊娠中期以降に受ける超音波検査と同様に、お腹にジェルを塗ってエコーの機械をあてます。

 

私が通っている病院では胎児ドックのときのみ、4Dエコーを見ることが出来て、カラーで顔の立体感まで分かる写真ももらえます。手で顔を覆うところや表情が見えて、お腹の中に人間がいる実感がわきます!

 

私の病院では「臨床検査技師」という資格を持った看護師さんが検査をし、あとで医師の診察、というスタイルでした。

 

※この看護師さん、他の病院では人工授精とかもやってたらしい。ヒトを授精させる人なんて見たことなかったので「すごい・・・」という感想しかありませんでした。

 

胎児ドックの所要時間

だいたい30分くらいです。同じ体勢を保つのがキツイという方は、申告すれば配慮してもらえるそうです。

 

眠らぬ母さん
見たこともない胎児の膀胱とか血流に夢中で、あっという間に終わってしまいました。

 

20週で子宮筋腫と前置胎盤が発見される

今まで筋腫があるなんて言われたことなかったのに!!

胎児ドックの最中に臨床検査技師さんが「あれ、筋腫がある??」と一言。

 

確かに、プローブ(ジェルを塗ってお腹に当てるアレ)が当たると痛い箇所があって、「検査の仕方が荒いのか!?」なんて心の中で疑いをかけていたのですが、筋腫のある場所だった模様・・・。

 

医師曰く「心配しなくてもいい」「妊娠中は元からあった筋腫が大きくなる」「たまに妊娠中に痛くなる人もいる」とのこと。

 

あとでググったら、子宮筋腫は20~30%の女性にあるもので、「子宮筋腫=ものすごい生理痛・不妊の原因の一つ」というイメージがありましたが、症状なし&心配なしというものが多いよう。

 

ただ、"妊娠中の筋腫の変性"というやつで、「陣痛のようなすごい痛みが続いて2週間入院&痛み止めを打ち続ける」なんてケースも読んでびっくりしました。

 

眠らぬ母さん
何もありませんように・・・。

 

前置胎盤気味、という診断

お腹の上からの検査する胎児ドックの後、久々の内診もありました。

 

画面の表示からいって「子宮頚管を測っているんだな~」(子宮頚管=Cervical)と思っていたら一瞬でおしまい。

 

4センチ以上あるみたいだから大丈夫だな、と思っていたら医師から「前置胎盤気味です」と言われてびっくり。

 

「前置胎盤だと帝王切開になる」「が、これから子宮が大きくなるので解消される可能性は十分にある」「妊娠30週くらいまで様子を見る」「普通の生活をして大丈夫」と言われました。

 

でも、「安静にしているように言われた」という人や「出血した」という人など、前置胎盤といってもどれくらい子宮口を覆っているかで色々なケースがある模様。

 

また、「普通の生活」の定義が分からない・・・。

 

海外在住で不妊治療→双子妊娠で「普通に生活してて」と言われた人が飛行機で帰国していて、「それ、普通じゃないだろ」と思ったのですが、海外在住の人にとっては飛行機も普通ですしね。

 

眠らぬ母さん
今の私にとっては、上の子を乗せたベビーカー15キロをかついで駅の階段をのぼったりするのも普通なんだけど、うーん・・・。

 

私は医療関係者ではないので詳細は医師にご相談頂きたいのですが、30週になっても前置胎盤だとそこから事前入院&絶対安静1か月とか、大量出血に備えて「自己血輸血」で自分の血を採っておく、とか、けっこう大ごとになりそうな感じ。

 

よく寝る夫
胎盤癒着というのを併発していると、子宮摘出というケースもあるそうです。出産は命がけだ・・・。

 

上の子がいると入院1か月は死活問題なので、解消してくれることを願うばかりです。

 

妊娠出産は病気じゃない、といいますけど背景にはいろんなリスクがあるのですね・・・。

 

「妊娠は病気じゃない」の意味、日本とフランスでこんなに違います」という記事は非常に興味深かったです。

妊娠中の9ヶ月間の体はあなたにとって「正常」でしたか「異常」でしたか? 「健康」でしたか「弱って」いましたか? そう問われて、迷わず「正常」「健康」と答えられる女性は、一体どれだけいるだろう。実際、月に一度の定期検診が必要なくらい、妊娠中の女性の体はそれまでとは違うのだ。と。

上の子の妊娠時、私は「妊婦としては健康」だったと思いますが、「妊婦ではない状態と比べたら超・異常」でした。むくんで靴が入らないし、トイレに行く回数は普通の人間が普通の生活を出来るレベルじゃないし、例を挙げたらキリがない。

 

そういうわけで、妊娠中の方は無理せずに体を労わって暮らしてくださいね・・・。

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