アメリカのワーママ向けテレビドラマを見ているとたまに出てくるこれ。
その昔、Amazonでこの「搾乳ブラ」を見たときはこの衝撃的なビジュアルにやられましたが、2人目が生まれてからは「え、これめっちゃ欲しい・・・」と考えが180度変わりました。

上の子の出産後にはピジョンの手動の搾乳器を使っていた私。
本記事では
- ややこしいメデラの搾乳器一覧
- 元ピジョンの手動搾乳器ユーザー視点のメデラの電動搾乳器スイング マキシのメリット&デメリット
をご紹介します。
Contents
メデラの搾乳器一覧
スイスのブランド、メデラには色々な搾乳器があります。

とてもややこしくて購入するときに苦労したので、ご参考までにカンタンな説明を。
まずは手動タイプ。私が使っていたピジョンの搾乳器もこういった手動タイプでした。
そして、電動の「スイング」。こちらは片方バージョン。
電動のスイングの左右バージョン「スイングマキシ」。こういう、左右同時に搾乳出来るタイプは一般的に''ダブルポンプ''ともいうらしい。私はこちらを購入しました&本記事はこちらについてです。
電動の上位モデルの「フリースタイル」。充電式バッテリーや記録機能が保冷バッグがついています。
このほかに「シンフォニー」という病院で使用されているもので、家庭用としてはレンタルがメインというものもあります。
電動搾乳器スイング マキシのメリット
保冷バッグとか要らないしな~と思って「スイングマキシ」を購入することにした私ですが、とにかく電動&左右両方のダブルポンプってすごい!!というのが感想です。以下、詳しく見ていきましょ~!!
搾乳ブラでハンズフリー搾乳が出来る
これが大きなポイントだと思います。ピジョンもダブルポンプの電動搾乳器は販売しているのですが、ピジョンには搾乳ブラがない!

※白もありますが、どうしても汚れるので黒がいいと思いますよ~。
例え5分10分でも、手が空くと育児中には大助かり!
- 哺乳瓶で下の子にミルクをあげながら
- 上の子の遊びに付き合いながら
- 必要な書類を記入しながら
・・・こんな様々なTo doと並行作業で搾乳が完了します。
ハンズフリー搾乳は忙しい2児育児にほんっっっとに便利でした。
ポータブル=搾乳しながら移動可能&外出先でも使える
ハンズフリーとややかぶりますが、電池をセットすれば搾乳しながら移動出来ます。
裏には服に固定するパーツが。パンツのウエスト部分に固定出来ます。

サイズも小さいので、外出先に持っていくことも可能。
上位モデルのメデラフリースタイルなら保冷バッグなども全てセットになっているので何も考えずに持っていけます。
かなりの時短になる

助産師さんに「お家でも搾乳出来そうですか?」と聞かれましたが、新生児+2歳児を抱えてそんな悠長なことは出来なさそう。
スイングマキシを購入したおかげで、搾乳時間は5分~10分/回に短縮されました。
洗浄する時間や組み立てる時間を含めても30分にはなりませんし、猛烈な時間短縮になりました。

自分の手でやるよりうまく出来る
搾乳って難しいですよね。自分の手でやるのは限界があります。しかも下手なので助産師さんがやって下さる時ほどの量はとれない・・・。
私の場合は自分の手でうまく出来ていない部分にしこりが残り、乳腺炎手前になってしまいましたが、スイングマキシは全体を均等に吸引するので、しこりが解消しました。

実際、病院にいるときに手動のものを使ったら浮腫みが悪化しました。乳腺炎手前のときは相談して使って下さい!
手動より痛くない
ピジョンの手動搾乳器よりも痛くなかったです。というのも、手動だとどれくらいの力でやればいいのか意外と分からないんですよね。
メデラには「2フェーズ搾乳」という機能があり、赤ちゃんの吸てつ行動を再現するので自然に湧き出てきます。
そして、強さに関する詳しい説明があるので、適切な強さで搾乳することが出来ます。
搾乳量が増える
メデラも「ダブルポンプだと搾乳量が18%増える」と謳っているのですが、本当でした。
上の子の時はお恥ずかしながら、どう頑張っても30mlくらいしか取れなかったのに、スイングマキシを使うと最低でも30ml、多くて50~60mlくらい搾乳できることも。※体調によります。

電動搾乳器スイング マキシのデメリット
洗うのが若干面倒くさい
ダブルポンプ=左右2つなので、単純に2倍洗うのが面倒です(笑)
↑片側のパーツ全部。
片方5パーツなので、片方だけであればピジョンの「母乳アシスト手動」と多分あまり変わらないんですけどね。
あと、ピジョンの「母乳アシスト手動」の場合は「母乳実感」という哺乳瓶がセットなので、口が広くて洗いやすい。メデラは全体的にコンパクトで良いのですが、哺乳瓶の口が狭くて普通のスポンジではやや洗いにくいです。
↑左がピジョンの母乳実感、右がメデラの哺乳瓶
こういう哺乳瓶用のスポンジを使っている方ならどちらでも問題ないと思います。
因みにメデラの方は消毒は1日1回で良いそうです。
音がややうるさい
手動タイプに比べるとどうしてもモーターの音がします。強さによりますが、ケータイのバイブくらいの音量です。
ポータブルで使うには電池が多すぎ
なんと!ポータブルで使おうと思うと単4電池が6本(!)必要です。コンパクト設計だから仕方ないけど、単3で4本とかにならなかったのかな・・・・・・。

上位モデルのフリースタイルなら充電式なので、この点だけはフリースタイルにすれば良かったかな、なんて思います。
たまに痛い
メリットのところで「痛くない」と書いたのに矛盾しますが、搾乳回数が多い&搾乳口がフィットしないと擦れて徐々に痛くなってきます。

私はセットになっていたMサイズとは違うサイズの搾乳口をメルカリで買いました。
別のサイズを買うほどではないけど・・・という人はランシノーやピュアレーンなどの保護クリームを付けてから搾乳するとスムーズですよ。
搾乳回数が減ってくると擦れも気にならなくなってきて、付属の搾乳口でも痛みは感じなくなりました。
電動搾乳器で快適な搾乳ライフ!?を
ピジョンの手動搾乳器との比較も交えて、メデラのメリット・デメリットをご紹介してきました。
下の子も生後1か月になり、直母が出来るようになってきた今思うのは電動搾乳器は思い切って購入して良かった!!!ということ。

便利な道具は駆使して、睡眠時間を確保&子供を愛しく思う余裕を育てましょう!!