夫の会社の社員旅行であたみ石亭に宿泊してきました。
高級旅館というのは把握していましたが、熱海を代表するお宿の一つだったのですね・・・。

東京からはこだまで1時間以下でいける熱海。
関東圏から子連れで小旅行するにはぴったりの場所!

こんな方にぴったりの記事です。
- あたみ石亭に泊まりたいけど子連れで行っていいのかな?
- お風呂とか施設のことが知りたい。
- 昔の口コミを見ると「ボロボロ」とかひどいのも載ってるけど今はどうなんだろう・・・。
Contents
子連れでのあたみ石亭宿泊の感想:「まさにホスピタリティ」
スタッフの方が赤ちゃんとこどもに優しかった
あたみ石亭での子連れ宿泊に関してまず書いておきたいのが、スタッフの方々のホスピタリティ!
今回の滞在中とても安心して過ごせた理由の一つは、スタッフの方が赤ちゃんと子供にとても優しかったことT_T
団体客だったので食事は大広間だったのですが、出口に一番近いところに席を確保して下さっていて。
「赤ちゃんが寝てしまった場合に」と小さな布団とタオルを用意してくださっていました。

大広間は畳なので、端のほうでちょっと遊ばせておくことも。

キティちゃんの浴衣
浴衣の着方も日本語&英語で載っています。
ただし創業60年近い旅館です。
日本庭園は趣があり非常に素敵ですが、その性質上、全くバリアフリーではないので、高齢者の方は少し辛いかなと思いました。


※足の悪い方用に離れへの近道もあるらしい。移動不要のロビー棟のお部屋もあります^^
あたみ石亭の基本的情報
さてさて、子供にも優しかった!という話題からは離れて、基本情報と大人にとってどんな感じだったかレポートします!
アクセス
まずはあたみ石亭のアクセスですが、JR熱海駅からタクシーで10分(1000円前後)の距離です。
海からは多少距離がありますが、海辺のコインランドリーまではのんびり歩ける距離でした!
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広間での食事と夕食のメニュー
そして気になる食事についてですが、今回は団体旅行だったので、大広間での時代劇のような夕食会(笑)
ただ、コロナということもあり、皆黙々と食べて早々に解散。
盛り付けがとても美しく、和食の美を感じます。
ちなみに広間での宴会だったからかもしれませんが、子供の食事は白米+海苔・お麩のお味噌汁でした。
夕食&朝食共に白米+お味噌汁のみなので、3歳の子も1歳の子も足りず・・・。
宿側のご厚意で白米&お味噌汁を分けて下さっているは承知してるんです!!!
ただ、大人には素晴らしい和食も、子供には食べ慣れないものがほとんどで分けられず(汗)お刺身とかあげられないですからね。。。
万が一大広間で食事される場合は、アラカルトの注文は出来なかったので部屋に戻って食べられるように子供用の軽食を買っておいても良いかもしれません。
ちなみに団体客でない普通の旅行の場合は食事はプレミアムダイニング「雲珠(うず)」というところで食べるらしい。
館内の和のスペース♡
HPを見たら「うず」の方では「お子様膳の場合お一人様10,800円、大人に準ずるお料理の場合大人料金の70%となります」とのことでした。
国内旅行の場合はどうやら4歳というのが一つのボーダーラインになっていることが多く、4歳以上の宿泊だと子供用の食事を用意して頂ける(有料)場合が多い?ようです。
朝食
さすがの朝食。数えてみたところ、お皿が20枚も使われていました(思わず数えた)。
和食ってスゴイですよね・・・。これだけのお皿に盛る細やかさ!
どれもご飯にとても合うもので、朝から美味しくいただきました♡

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客室・「ひどい」「ボロボロ」ってホント?
次にお部屋に関してですが、私達が宿泊したのは「松崎」という数寄屋造りの離れの客室。
他にも
- 貴賓室
- 特別客室
- 露天風呂付き離れ
- 一般客室
など種類があります。

昔のレビューで「古めかしい」という風に書かれていた洗面所も(少なくとも私たちの部屋では)リフォームされていました。
そしてお客さんたちの高齢化のためか外国人夫に配慮してなのか、ベッドのお部屋でした。
今は高齢者の方の「ベッドにしてほしい」というリクエストも多いらしいですね。
一緒に来てくださった仲居さんが「お子さんがいるならベッドを近づけておきましょうか?それともお布団敷きましょうか?」と提案してくださって、先回りの細やかさにも感動!
客室のお風呂
一方で、ちょっとびっくりしたのが客室のお風呂。
昭和っぽいと言うか、石で出来た本格的&独特な雰囲気のお風呂でした。

離れと庭園
先ほども書いた通り、お部屋の種類は色々。
メゾネットタイプや足が悪い方も嬉しいロビー棟のお部屋も。
基本的には離れがメインの旅館なので、日本庭園の中を歩いて部屋に行くわけですが、滞在のハイライトと言っても良いくらい素晴らしい!!
渡り石の脇を流れる水に反射する光の美しさを感じたり、石塔に出来た影など細やかな美に感覚がほぐされていく感じ・・・。
約3000坪の敷地に配された、幾百もの銘石と石灯篭。庭木や流水は、手入れされながらもまるで自然のまま存在するかのような景観を作り出しています。そして、日本の伝統建築様式である「数寄屋造り」の趣ある客室が庭園内に点在し、これら全てが絶妙なバランスで、「侘び寂び」の世界を広げています。
まさに自然の中を歩いているようなのに丁寧に手入れされていることが伺われ、庭師の方の仕事ぶりを感じました!
露天風呂
女性の露天風呂の方は「御神木の湯」という名前がつけられていて、樹齢500年の巨大な木で作られたお風呂が祀られていました。
今はこの御神木のお風呂は引退しており、現在のお風呂は翡翠をくりぬいて作られたお風呂です。
旅館の歴史を感じさせる経年劣化はありましたが、綺麗に清掃されていました。
特に朝はなかなか熱いお風呂なのでは気をつけて。
朝日が心地よい・・・。

因みにアメニティ類は高級旅館なだけあってなかなか豪華!
露天風呂はもちろん、お部屋のアメニティも雪肌精のフルラインだったり♪

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日本茶のテイスティングとスパ
私達は利用することはなかったのですが、日本茶のテイスティングとスパもあります。
日本人が古くから馴染みのある日本茶本来の美味しさに気付かされる「日本茶cafe千月庵」では、日本茶のテイスティングはもちろんの事、歴史ある石亭だからこその貴重な秘蔵資料などもお楽しみいただけます。
また、「オーガニックスパ息吹」のトリートメントメニューは、施術に使用するアロマやオイルに至るまでを、全てがお客様のご希望や体調に合わせてブレンドしています。
五感を研ぎ澄ましてくれた宿泊
今回の滞在で思ったのは「不便の美」です。
効率化やバリアフリーを考えれば渡り石などやめてしまえばいいし、段差も排除すれば良いはず。
ですが、日本庭園の中に高低差があることで景色は変化に富み、そこに水が流れて、心地よい音が生まれて・・・。

子供達を寝かしつけてから夫に託して露天風呂に入りに行ったのですが、帰り道は温泉で温まった身体を冷ます風がとても心地よくて。
石にあたる光と影やせせらぎの音などに自然と五感が研ぎ澄まされていくのを感じました!!!
歴史のある旅館なので口コミを見ているとボロボロとか色々書かれていましたが、今回の滞在に関しては日本の伝統美を感じる素晴らしいものになりました!

同じく静岡県の中伊豆で子連れグランピングしてきた話。むしろ住みたい!!
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