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要注意! パパやママがやってはいけない子どもの叱り方

子どもに対して深い愛情を持っているからこそ、時には心を鬼にして子どもを叱らなくてはいけない瞬間があります。

しかし、子どもの心は繊細なので、ささいな一言や、ちょっとしたことで傷ついてしまうことも多いもの。
子どもを叱るときには十分注意をして、正しい方法できちんと心に訴えることが大切です。

そこで今回は、子どもの叱り方のNG例と、正しい叱り方について詳しくご紹介いたします。

子どもに悪影響を及ぼす叱り方の特徴

 

子どもは時にいたずらをしたり、少し乱暴な態度を取ってしまうこともありますが、ワガママを言って周りに迷惑をかけたときなどは、きちんと子どもを叱って正しい方向へ導くことが大切です。

子どもを叱ることは、「親の義務であり親の責任」と考えてしまうと、必要以上に厳しく対応してしまいがちですが、子どもを叱るときに親が感情的になってはいけません。
感情的になってしまうと、言わなくてもいいような厳しい言葉を使ってしまったり、自分の気が晴れるまで叱り続けてしまいがちです。

また、「○○くんはよくできるのに……」と、他の兄弟やお友達と比べることや、子どもを否定するような言動は好ましくありません。
こういった叱り方を頻繁に受けている子どもは、自分に対する愛情を実感することができなくなり、自分自身を愛することができなくなってしまいます。
自分を愛せない子どもは、将来的に家族や他人とのコミュニケーションを取ることが苦手になり、孤独に追い込まれたり内にこもったりしてしまうことも。

子どもの幸せな将来のためにも、子どもの心に悪影響を与えない、正しい親の叱り方を学んでいきましょう。

 

親として心掛けたい子どもの正しい叱り方

子どもが悪いことをして叱る必要を感じたときは、まずタイミングを見極めましょう。
叱るタイミングは悪いことをした直後が望ましいのですが、子どもがひどく興奮していたり、泣いている場合には親の話を理解できる状態ではありません。
一旦子どもを落ち着かせてから、できるだけ時間を空けずに話し合いの場を持つことが大切です。

子どもを叱るときにまず重要なポイントとなるのは、「なぜ子どもを叱るのか」ということを親自身がしっかり考えて、話の筋道を立てることです。
こうすることで親の頭が冷えて、感情に振り回されることが無くなりますし、物事を客観的に捉えて、必要なことだけを要領よく話すことができるようになります。

頭ごなしに怒鳴りつけても、子どもは反発心を持つだけで親の気持ちを理解することはできません。
叱るときには穏やかな声を意識しながら、子どもにわかりやすい言葉を選び、「何がいけなかったのか」「どうすればよかったのか」ということを子どもに考えさせてあげましょう。

叱り方1つで子どもの大事な将来を左右するほどの影響があるため、親の責任は重大です。

しかし、親だって人間ですからときには間違えることや、少し感情的になってしまうこともあるでしょう。

例えそのようなことがあっても、親子の絆がしっかり結ばれていれば、一度や二度親が叱り方を間違えても、子どもの心が離れていくことはありません。
「大好きなあなただから叱るのよ」という気持ちをしっかりと言葉で伝えて、叱ったあとはギュッと抱きしめてあげましょう。

 

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